「サイト売買をしたいけど、仲介とプラットフォーム、どちらを使えばいいの?」

サイト売買・サイトM&Aの世界に初めて足を踏み入れると、サービスの種類が多くて戸惑う方も多いはずです。手数料の高い仲介型を使うべきか、それとも安価なプラットフォーム型で自分で動くべきか——この選択が、売却価格や成約スピード、そして取引の安全性に大きく影響します。

私は現役のM&Aアドバイザーとして、日々多数のウェブサイト・ウェブメディアの売買案件に携わっています。その経験から断言できますが、「どちらが絶対に良い」という答えはありません。案件の規模・目的・オーナーの経験値によって、最適解は変わります。

この記事では、仲介型とプラットフォーム型それぞれのメリット・デメリットを徹底的に比較し、あなたの状況に合った選び方を具体的に解説します。6,000字超のボリュームで、読み終わる頃には迷いが消えているはずです。

この記事でわかること

  • 仲介型・プラットフォーム型・ハイブリッド型の具体的な違い
  • 各タイプのメリット・デメリット(現場視点で解説)
  • 手数料・サポート・スピードなどの比較表
  • 売却額・目的別の「どちらを選ぶか」判断フロー
  • 代表的なサービスの特徴まとめ

  1. ① サイト売買サービスは大きく2タイプに分かれる
    1. 仲介型とは?(専門家が間に立つ)
    2. プラットフォーム型とは?(自分で交渉する)
    3. 最近はハイブリッド型も登場
  2. ② 仲介型のメリット・デメリット
    1. メリット①:交渉や手続きをプロに任せられる
    2. メリット②:高値で売却できる可能性が高い
    3. メリット③:トラブル防止・法務面の安心感
    4. デメリット①:手数料が高い(20%前後+着手金も)
    5. デメリット②:成約まで時間がかかることも
    6. デメリット③:案件規模によっては対応してもらえない
  3. ③ プラットフォーム型のメリット・デメリット
    1. メリット①:手数料が圧倒的に安い
    2. メリット②:スピード感がある
    3. メリット③:少額案件でも気軽に利用できる
    4. デメリット①:交渉・手続きを自分で行う必要あり
    5. デメリット②:トラブルは基本的に自己責任
    6. デメリット③:買い手の質にばらつきがある
  4. ④ 比較表:仲介型 vs プラットフォーム型
  5. ⑤ どっちを選ぶ?目的別の判断フローチャート
    1. 売却額50万円以下の小規模サイト → プラットフォーム型
      1. プラットフォーム型がおすすめ
    2. 売却額50万〜300万円の中規模サイト → プラットフォーム型(サポート付き)
      1. プラットフォーム型 or ハイブリッド型がおすすめ
    3. 売却額300万円以上の高額案件 → 仲介型を検討
      1. 仲介型を推奨
    4. 交渉が苦手・初めてのサイト売買 → 仲介型 or サポート付きプラットフォーム
      1. 仲介型 or サポート付きプラットフォームがおすすめ
    5. とにかくコストを抑えたい → プラットフォーム型
      1. プラットフォーム型がおすすめ
  6. ⑥ 代表的なサービスの分類と特徴
    1. プラットフォーム型: ラッコM&A、サイト売買Z、サイトキャッチャー
    2. 仲介型: サイトマ、ウィルゲートM&A、M&Aクラウド
    3. ハイブリッド型: バトンズ(プラットフォーム+有料サポート)
  7. ⑦ まとめ:まずは手数料無料のプラットフォームで相場感を掴もう

① サイト売買サービスは大きく2タイプに分かれる

まず大前提として、サイト売買・サイトM&Aのサービスは「仲介型」「プラットフォーム型」の2種類に大別されます。さらに近年は両者の特徴を組み合わせた「ハイブリッド型」も登場しています。それぞれの基本的な仕組みから確認しましょう。

仲介型とは?(専門家が間に立つ)

仲介型は、M&Aの専門家(アドバイザー・コンサルタント)が売り手と買い手の間に入り、交渉から契約締結・譲渡まですべてをサポートするサービスです。

具体的には次のような業務を仲介会社が担います。

  • サイトの価値評価(バリュエーション)
  • 売却価格・条件の設定アドバイス
  • 買い手候補へのマッチング・提案
  • 価格交渉・条件交渉の代行
  • 秘密保持契約(NDA)・基本合意書・最終契約書の作成サポート
  • デューデリジェンス(事業調査)への対応支援
  • 代金決済・サイト移転の立ち会い

不動産売買で言えば「仲介業者」に相当するイメージです。売り手は専門家に丸投げできますが、その分手数料が発生します。

プラットフォーム型とは?(自分で交渉する)

プラットフォーム型は、売り手と買い手が直接出会えるマーケットプレイスを提供するサービスです。売り手がサイトを出品し、興味を持った買い手と直接交渉・取引を進めます。

サービス運営会社は「場所の提供」に徹し、基本的には交渉・契約書作成・移転作業といった実務は当事者が行います。その代わり、手数料は仲介型と比べて大幅に低く抑えられています。

フリマアプリやECマーケットプレイスに近いイメージで、慣れた人が使えばスピーディーかつコストを抑えて取引できます。

最近はハイブリッド型も登場

近年注目されているのが、両者の良いところを組み合わせたハイブリッド型です。

基本はプラットフォーム型のマーケットプレイスとして運営しつつ、希望者には有料のサポートオプションを提供するという形式です。「費用を抑えつつ、重要な場面だけプロのサポートを受けたい」というニーズに応えるサービスが増えています。

代表例としては、バトンズが「プラットフォーム+有料サポートサービス」の形で運営しています。

② 仲介型のメリット・デメリット

仲介型サービスには、専門家に任せることで得られる明確なメリットがある一方、コスト面や対応案件の制約というデメリットも存在します。現場の視点から詳しく解説します。

メリット①:交渉や手続きをプロに任せられる

✔ 売買の経験がゼロでも安心して進められる

サイト売買の交渉は、一般的な売買とは異なる独自の慣行やポイントが多く存在します。たとえば、PV数・収益の計算方法、ブラックリンクの確認、アドセンスアカウントの移行可否、サーバー・ドメイン移管の手順など、初めての方には難易度が高い要素が満載です。

仲介型では担当のアドバイザーがこれらすべてをリードしてくれます。「何をすればいいかわからない」「交渉でうまく立ち回れる自信がない」という方にとって、これは非常に大きなメリットです。

また、M&A案件では複数の書類(秘密保持契約書・基本合意書・事業譲渡契約書)が必要になりますが、仲介会社が書式を用意し作成をサポートしてくれるため、法務の知識がない方でも安心です。

メリット②:高値で売却できる可能性が高い

✔ プロの目線でサイトの価値を最大化できる

経験豊富な仲介アドバイザーは、サイトの価値を多角的に評価し、市場相場に基づいた適正価格・希望価格を提案してくれます。

プラットフォーム型の場合、売り手が自ら価格を設定するため、「相場より大幅に安く売ってしまった」「サイトの強みを買い手にうまく伝えられなかった」というケースが少なくありません。仲介型では、アドバイザーが買い手候補へのプレゼンを行い、サイトの強みや将来性を適切に訴求することで、高値成約につながりやすい傾向があります。

手数料が高い分、最終的な手取り額が仲介型のほうが多くなるケースも十分あります。特に高額案件ではこの差が顕著です。

メリット③:トラブル防止・法務面の安心感

✔ 契約・移転・代金決済のリスクを最小化できる

サイト売買では、「サイト移転後に収益データが嘘だとわかった」「代金を払ったのにサイトが移管されなかった」といったトラブルも残念ながら存在します。

仲介型サービスでは、事前の調査(デューデリジェンス)支援、代金と物件の同時交換(エスクロー)方式の導入、契約書への表明保証条項の記載など、トラブルを防ぐための仕組みが整っています。万が一問題が発生した場合の相談窓口にもなってくれるため、精神的な安心感が大きく異なります。

デメリット①:手数料が高い(20%前後+着手金も)

✗ コストが大きく、手取り額が減る

仲介型最大のデメリットは、手数料の高さです。成約金額の15〜20%程度が一般的で、これに加えて着手金が必要なサービスも存在します。

たとえば、サイトを200万円で売却した場合、手数料20%なら40万円がサービス会社に支払われます。さらに着手金3万3千円が別途かかるサービスもあるため、総コストは無視できません。

また、仲介型のほとんどには最低報酬額が設定されており、少額案件では手数料率が実質的に非常に高くなってしまうケースもあります。

デメリット②:成約まで時間がかかることも

✗ スピード重視の方には向かないことも

仲介型は、アドバイザーが買い手探し・マッチング・交渉・デューデリジェンス・契約締結と順を追って進めるため、プロセスが丁寧な分、時間がかかります。案件によっては3〜6ヶ月、場合によってはそれ以上かかることもあります。

「できるだけ早く売却したい」「キャッシュフローが逼迫している」という状況では、スピード感という点でプラットフォーム型に劣ることがあります。

デメリット③:案件規模によっては対応してもらえない

✗ 小規模案件は受け付けていないサービスも多い

仲介型サービスの多くは最低報酬額を設定しているため、小規模・低額のサイトは取り扱ってもらえないケースがあります。たとえば最低報酬が1,000万円のサービスの場合、売却額が数百万円のサイトでは費用対効果が合わず、そもそも受付を断られることもあります。

月間PVが少ないブログや収益が安定していないサイトは、まずプラットフォーム型での打診から始めるほうが現実的です。

③ プラットフォーム型のメリット・デメリット

プラットフォーム型は、コストとスピード面で優れている一方、自己責任の部分が大きくなります。正しく活用すれば非常に効率的なサービスです。

メリット①:手数料が圧倒的に安い

✔ 売り手無料〜数%で取引できる

プラットフォーム型最大の魅力は、手数料の安さです。売り手が無料のサービスも多く、買い手側も成約金額の3〜5%程度が一般的です。仲介型の15〜20%と比べると、コストが圧倒的に低いことがわかります。

たとえば200万円の案件で比較すると、仲介型の手数料(20%)は40万円ですが、プラットフォーム型(買い手5%・売り手無料)なら売り手の手取りから引かれる費用はゼロです。この差は非常に大きく、小〜中規模案件では特に影響が顕著です。

メリット②:スピード感がある

✔ 最短数日〜数週間で成約することも

プラットフォーム型では、出品後すぐに多数の買い手候補の目に触れます。価格が相場に合っていれば問い合わせが早期に入り、交渉・合意・移転まで数週間以内に完了することも珍しくありません。

仲介型のように「アドバイザーのスケジュール」「買い手候補の発掘期間」に左右されにくいため、スピード感は段違いです。急いで現金化したい場合や、サイトの価値が落ちる前に売りたい場合には大きなアドバンテージになります。

メリット③:少額案件でも気軽に利用できる

✔ 数万円〜のサイトでも出品・売却が可能

仲介型では受け付けてもらえないような小規模サイト(売却額数万〜数十万円)も、プラットフォーム型なら問題なく出品できます。最低報酬額の縛りがなく、どんな規模の案件でもフラットに利用できる点は、個人運営のブログや小規模ECサイトを持つ方に特に重宝されています。

デメリット①:交渉・手続きを自分で行う必要あり

✗ 価格交渉・契約書・移転作業は自己完結が基本

プラットフォーム型では、買い手との価格交渉、契約書の作成・確認、サイト・サーバー・ドメインの移転作業、Googleアナリティクスやアドセンスアカウントの引き継ぎなど、すべて自分で行う必要があります。

初めてサイト売買をする方にとっては、このプロセスは想像以上に複雑で時間がかかります。「何から始めればわからない」という状態になる可能性があるため、事前に売買の流れを学んでおくか、最低限のテンプレート(NDA・譲渡契約書)を入手しておくことが重要です。

デメリット②:トラブルは基本的に自己責任

✗ プラットフォームは場の提供のみ、問題解決は当事者に委ねられる

プラットフォーム型のサービスは、あくまでも売り手と買い手を繋ぐ「場」を提供するものです。「収益データに虚偽があった」「サイトを移転したのに代金が支払われない」といったトラブルが発生しても、プラットフォーム側が積極的に介入・解決してくれるわけではありません。

ただし、大手プラットフォームの多くはエスクロー(代金の第三者預かり)サービスを提供しており、代金未払いリスクについてはある程度対策されています。それでも、最終的な責任は当事者双方にあることを意識しておく必要があります。

デメリット③:買い手の質にばらつきがある

✗ 価格交渉力の強い買い手や、誠実でない問い合わせも混在

プラットフォーム型には様々な買い手が存在します。プロの投資家から個人の初心者まで幅広く、買い手の経験・資力・交渉姿勢にばらつきがあります。強引な値引き交渉や、情報収集目的だけの問い合わせ(いわゆる「冷やかし」)もゼロではありません。

売り手としては、複数の問い合わせの中から真剣な買い手を見極め、適切に対応するスキルが求められます。

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④ 比較表:仲介型 vs プラットフォーム型

ここまでの内容を、一目でわかる比較表にまとめました。選択の際の参考にしてください。

比較項目 仲介型 プラットフォーム型 ハイブリッド型
手数料(売り手) 成約額の15〜20%
(+着手金あり)
無料〜3%程度 無料(サポート利用時は5%程度)
手数料(買い手) 成約額の3〜5%程度(サービスにより異なる) 成約額の3〜5%
(最低額あり)
成約額の2%程度
(最低38.5万円)
交渉サポート ◎ フルサポート △ 基本なし(自己交渉) ○ オプションで選択可
契約書作成 ◎ 仲介会社が主導 △ テンプレート提供のみ ○ サポートプランで対応可
成約率 ◎ 高い(90%超の実績も) ○ マーケット次第 ○ プラス程度
成約スピード △ 3〜6ヶ月程度(案件による) ◎ 数日〜数週間 ○ プラットフォームより若干長い
対応案件規模 △ 中〜大規模向け
(最低報酬額あり)
◎ 少額〜高額まで ◎ 少額〜対応可
トラブル対応 ◎ 仲介会社が介入・サポート △ 基本的に自己責任 ○ 一定のサポートあり
初心者向き ◎ 初めての方でも安心 △ 経験・知識が必要 ○ サポートあれば初心者でも可
こんな人向け 高額案件・交渉が苦手・初めて コスト優先・スピード重視・経験者 費用を抑えつつ要所でサポートが欲しい
📌 ポイントまとめ
仲介型は「安心・確実・高値」を求める方向け、プラットフォーム型は「低コスト・スピード・手軽さ」を求める方向け。どちらが絶対優れているわけではなく、案件の規模と自分のスキルセットで使い分けるのがベストです。

⑤ どっちを選ぶ?目的別の判断フローチャート

「自分はどちらを選べばいい?」という疑問に、現場のアドバイザーとしての視点から目的別に明確にお答えします。

売却額50万円以下の小規模サイト → プラットフォーム型

プラットフォーム型がおすすめ

売却額が50万円以下の場合、仲介型では最低報酬額に引っかかり受け付けてもらえないケースがほとんどです。また費用対効果の面でも、仲介手数料が占める割合が大きすぎます。

プラットフォーム型であれば売り手手数料が無料のサービスも多く、売却額をそのまま手取りにできます。まずは気軽に出品してみることが成功の近道です。

売却額50万〜300万円の中規模サイト → プラットフォーム型(サポート付き)

プラットフォーム型 or ハイブリッド型がおすすめ

このレンジは、プラットフォーム型でも十分に成約できる規模です。ただし、交渉や契約書の作成に不安がある場合は、ハイブリッド型のサポートオプションを利用するか、弁護士・司法書士などの専門家に契約書のチェックだけ依頼するという折衷案もあります。

仲介型を使う場合は最低報酬額に注意し、実質的な手数料率を必ず確認しましょう。

売却額300万円以上の高額案件 → 仲介型を検討

仲介型を推奨

売却額300万円以上になると、仲介型の手数料(15〜20%)を支払っても、プロのサポートによる「高値成約」「トラブル回避」の恩恵がコストを上回ることが多くなります。特に1,000万円以上の高額案件では、仲介型一択と言っても過言ではありません。

また、デューデリジェンスの内容が複雑になる案件(法人サイト・複数サイトの一括売却・商標が絡む案件など)でも、仲介型のほうが確実に進められます。

交渉が苦手・初めてのサイト売買 → 仲介型 or サポート付きプラットフォーム

仲介型 or サポート付きプラットフォームがおすすめ

サイト売買の経験がない方、あるいは交渉事が苦手な方は、金額規模にかかわらず仲介型かサポート付きプラットフォームを選ぶことをおすすめします。

「少し手数料を多く払っても、安心・確実に売りたい」という気持ちは非常に合理的です。初回の取引で失敗してトラブルになるリスクと、手数料のコストを天秤にかけると、初心者は仲介型のほうがトータルでお得なケースが多いです。

とにかくコストを抑えたい → プラットフォーム型

プラットフォーム型がおすすめ

「手数料を1円でも安くしたい」「売却益を最大化したい」という方は、プラットフォーム型一択です。売り手手数料無料のサービスを活用すれば、売却額がそのまま手取りになります。

その代わり、交渉・契約・移転の手間はすべて自分で対応する覚悟が必要です。売買の流れを事前に学んでおくと、スムーズに進められます。

⑥ 代表的なサービスの分類と特徴

各タイプの代表的なサービスの特徴を整理します。サービス選びの参考にしてください。

プラットフォーム型: ラッコM&A、サイト売買Z、サイトキャッチャー

サービス名 売り手手数料 買い手手数料 特徴
ラッコM&A 無料 5%(最低55,000円) 累計成約6,200件超。個人・法人問わず利用しやすい国内最大級のプラットフォーム。エスクロー対応あり。
サイト売買Z 3%〜 業界最安水準 業界最安水準の仲介手数料が特徴。コスト重視の方に向いている。
サイトキャッチャー 無料 3%(最低55,000円) 運営歴20年超の老舗プラットフォーム。豊富な実績と安定した運営体制が特徴。

※上記は2026年2月時点の情報です。各社公式サイトおよびM&A支援機関登録制度の公開情報をもとに作成。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。

仲介型: サイトマ、ウィルゲートM&A、M&Aクラウド

サービス名 費用体系 特徴
サイトマ 着手金33,000円 + 成約額の15〜20%(最低495,000円) 成約率90%超と業界トップクラスの実績。専任担当制で手厚いサポートが受けられる。個人サイトから法人案件まで幅広く対応。
ウィルゲートM&A 完全成功報酬型(最低報酬1,000万円〜) IT・Web領域に特化した仲介サービス。着手金不要の完全成功報酬型のため、成約しなければ費用はかからない。比較的高額・大型案件向け。
M&Aクラウド 売り手無料・買い手は成功報酬のみ IT・スタートアップ向けのM&Aプラットフォーム兼仲介サービス。売り手側の費用が無料で、資金調達・M&A双方に対応。

※上記は2026年2月時点の情報です。各社公式サイトおよびM&A支援機関登録制度の公開情報をもとに作成。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。

💡 仲介型の最低報酬に注意
仲介型サービスの手数料率だけでなく、最低報酬額を必ず確認しましょう。最低報酬が数百万〜1,000万円以上のサービスでは、小〜中規模の案件では費用対効果が合いません。売却額と最低報酬額を照らし合わせて、実質コストを計算してから依頼先を決めることをおすすめします。

ハイブリッド型: バトンズ(プラットフォーム+有料サポート)

サービス名 費用体系 特徴
バトンズ 売り手:無料(サポートサービス利用時は5%)
買い手:2%(最低38.5万円)
国内最大規模のM&Aマッチングプラットフォーム。基本は自己交渉のプラットフォーム型だが、専任アドバイザーによるサポートサービスを有料で追加できるハイブリッド設計。中規模案件の方や、一部だけサポートが欲しい方に向いている。

バトンズのハイブリッドモデルは「コストを抑えたいが、完全に自分でやるのは不安」という方のニーズを上手く捉えています。特に初めてのサイト売買で、予算も限られているという方にはハイブリッド型が絶妙なバランスを提供してくれます。

⑦ まとめ:まずは手数料無料のプラットフォームで相場感を掴もう

最後に、この記事の要点を整理します。

仲介型とプラットフォーム型の選び方まとめ

  • 売却額50万円未満・コスト優先 → プラットフォーム型(ラッコM&A、サイトキャッチャーなど)
  • 売却額50万〜300万円 → プラットフォーム型 or ハイブリッド型(バトンズなど)
  • 売却額300万円以上・高額案件 → 仲介型(サイトマ、ウィルゲートM&Aなど)
  • 初心者・交渉が苦手 → 仲介型 or ハイブリッド型のサポートプラン
  • スピード重視・経験者 → プラットフォーム型

サイト売買はまだ比較的新しいマーケットで、市場相場の知識がないまま動いてしまうと「安く売りすぎた」「高く買わされた」という後悔につながりかねません。

まず最初にやるべきことは「相場を知ること」です。プラットフォーム型に無料で出品してみる・類似サイトの売却相場を眺めてみるだけでも、自分のサイトの市場価値がおおよそ把握できます。この「相場感」を持った上で仲介型に相談に行くと、アドバイザーとの会話もスムーズに進み、より有利な条件を引き出せます。

手数料無料で累計6,200件超の成約実績を持つラッコM&Aは、相場を掴む最初の一歩として最適なサービスです。出品・査定は完全無料なので、まずは気軽に試してみることをおすすめします。

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仲介型サービスへの相談を検討する場合も、複数のサービスに見積もりを取ることをおすすめします。手数料体系・最低報酬額・担当者との相性など、比較してから決めることで、より満足度の高い取引が実現できます。

サイト売買の市場はまだまだ成長中です。適切なサービスを選び、大切なサイトを納得のいく条件で売却・取得できることを願っています。

著者について:本記事は現役のM&Aアドバイザーとして、多数のウェブサイト・ウェブメディアのM&A案件をマネジメントする立場から執筆しています。記事内の情報は執筆時点(2025年)のものです。各サービスの手数料・条件は変更される場合がありますので、ご利用の際は各サービスの公式サイトで最新情報をご確認ください。