「サイトを売却したいけれど、仲介会社ってどこに頼めばいいの?」「手数料が高いと聞くけど、プラットフォームと何が違うの?」
サイト売買の仲介会社選びで迷っている方は多いと思います。実際、私がM&Aアドバイザーとして相談を受ける中で、「どのサービスを使えばいいかわからない」というのは最もよく聞く悩みのひとつです。
この記事では、2026年現在で特に注目度の高い仲介会社・サービス5社(ラッコM&A・サイトマ・バトンズ・ウィルゲートM&A・M&Aクラウド)を手数料・特徴・向いている案件規模の観点から徹底比較します。
読み終えるころには「自分の案件にはどのサービスが最適か」を迷わず判断できるようになります。
この記事でわかること
- 仲介型とプラットフォーム型の根本的な違い
- 5社の手数料・特徴・実績を一覧で比較
- 案件規模・目的別のおすすめサービスフロー
- 仲介会社を選ぶ際の5つのチェックポイント
- 専任契約・最低報酬・利益相反リスクの注意点
目次
👑 編集部イチオシ
個人・小規模サイトの売買ならラッコM&A
仲介会社は手数料が高くなりがち。個人や小規模サイトの売買なら、手数料が安くサポートも充実しているラッコM&Aが最適です。
サイト売買の「仲介会社」とは?プラットフォーム型との違い
サイト売買のサービスを調べると、「仲介型」と「プラットフォーム型(マッチング型)」の2種類があることに気づきます。この2つは費用・手間・安心感のすべてが異なります。まずはここから整理しましょう。
仲介型=プロが間に入ってサポート
仲介型とは、専任のM&Aアドバイザーや仲介担当者がついて、売却・買収の全プロセスを代行・サポートしてくれるサービスです。
具体的には以下のことを仲介会社が担当します。
- サイトの適正価格の査定・バリュエーション
- 買い手候補の探索・マッチング
- 価格交渉・条件調整
- デューデリジェンス(DD)のサポート
- 契約書の作成(弁護士対応含む)
- サイト移行・ドメイン移管の代行
- エスクロー(売買代金の安全な受け渡し)
売り手にとっては、「何もわからなくても任せれば売れる」という安心感が最大のメリットです。その分、手数料は高くなる傾向があります。
プラットフォーム型=自分で交渉・手続き
プラットフォーム型は、売り手がサイト情報を掲載し、買い手が自分で検索して交渉を申し込む「マーケットプレイス」形式です。
仲介担当者はおらず、基本的に売り手と買い手が直接やり取りします。手数料が安い(または無料)のが最大の魅力ですが、交渉・契約書作成・移行作業を自分でこなす必要があります。
補足:ラッコM&AやバトンズはUI上は「プラットフォーム型」に分類されますが、有料・無料のサポートオプションを充実させているため、実質的に仲介に近い使い方もできます。本記事ではこれらも含めて「おすすめ5選」として紹介します。
どちらを選ぶべきか?判断基準
以下を参考に判断してください。
| 判断ポイント | 仲介型が向いている | プラットフォーム型が向いている |
|---|---|---|
| 案件規模 | 100万円以上、中〜大規模 | 数十万〜100万円未満の小規模 |
| 手間をかけたくない | ○ | △(ある程度必要) |
| 手数料を抑えたい | △ | ◎ |
| M&A初心者 | ◎ | △(知識が必要) |
| 法人・事業としての売却 | ◎ | △ |
📌 サイト売買プラットフォーム選びに迷ったら
業界最大手・手数料の安さで人気のラッコM&Aなら、初心者でも安心してサイト売買を始められます。
※ 売却手数料無料・買主手数料5%(最低55,000円)
一言でまとめると、「時間と手間を節約したい・確実に売りたい・初心者」なら仲介型、「コストを最小化・自分でできる」ならプラットフォーム型です。
サイト売買の仲介会社おすすめ5選【2026年最新】
2026年現在、国内でサイト売買・サイトM&Aに対応している主要5サービスを詳しく解説します。各社の特徴・手数料・実績・向いている案件規模を整理しました。
1. ラッコM&A ─ 個人・小規模案件に最強の成約数No.1プラットフォーム
売り手手数料:無料
プラットフォーム型+仲介オプション
成約数6,200件以上
ラッコM&Aは、国内最大級の成約実績を誇るサイト売買プラットフォームです。累計成約数6,200件以上・成約金額40億円超という圧倒的なデータを持ちます(2025年時点)。
最大の特徴は「売り手手数料が完全無料」という点。買い手の手数料も成約金額の5%(最低55,000円)と業界最安水準です。個人ブログ・アフィリエイトサイトの売却においては、まず最初に検討すべきサービスといえます。
また、単なるマッチングプラットフォームに留まらず、以下のサポート体制が整っています。
- 電子契約・テンプレート契約書:契約書をゼロから作る必要がない
- エスクローサービス:売買代金を安全に受け渡し
- 弁護士による無料法律相談:法的なトラブルを未然に防ぐ
- サイト移行代行:22,000円〜(税込)(売り手依頼の場合、買い手は無料)
- リーガルサポート:競業避止義務・秘密保持などのリーガルチェック
2024年以降は「仲介プラン」も追加され、担当者に交渉を任せることもできるようになっています(成功報酬:売買金額の5%〜、最低100,000円)。
✅ メリット
- 売り手手数料が完全無料
- 成約実績・掲載案件数がダントツ最多
- 弁護士無料相談・電子契約に対応
- 小規模案件(数万円〜)も対応
- サイト移行代行あり
⚠️ デメリット
- 直接交渉プランは自分で交渉が必要
- 中・大規模案件はサポートが手薄になる場合がある
- 仲介プランは追加費用がかかる
こんな人におすすめ:個人ブロガー、アフィリエイターで手数料を極力抑えて売却したい方。初めてのサイト売却で、まず相場観を知りたい方にも最適です。
2. サイトマ ─ 9年連続成約率90%超の完全仲介型サービス
完全仲介型
成約率90%超(9年連続)
着手金あり
サイトマは、「すべてお任せ」で売却・買収を進められる完全仲介型のサービスです。業界開始から9年連続で成約率90%超を維持しており、累計成約数400件以上、累計成約額16億円近くという実績を誇ります(2025年末時点)。
プラットフォームへの掲載から買い手探し・価格交渉・面談・契約書作成・サイト引っ越しまで、ほぼすべてのプロセスをサイトマが代行します。「サイト売買は初めて」「時間がない」「面倒なことは苦手」という方に特に好評です。
弁護士が契約書を作成するため、法的リスクを最小化できる点も安心材料のひとつです。また、エスクローサービスも無料で提供されており、売買代金の受け渡しも安全です。
手数料:売り手は着手金33,000円+成約金額の20%(最低報酬495,000円)、買い手は着手金33,000円+成約金額の15%(最低報酬495,000円)。2回目以降は着手金・仲介手数料ともに割引あり。
✅ メリット
- 9年連続90%超の圧倒的成約率
- 交渉・契約・移行まで全工程お任せ
- 弁護士が契約書を作成(無料)
- エスクローサービス無料
- 審査済みの優良案件のみを取り扱い
⚠️ デメリット
- 着手金33,000円が最初に必要
- 手数料が高め(20%+最低49.5万円)
- 小規模案件(100万円未満)は手数料割高になりやすい
こんな人におすすめ:確実・確実に売りたい方、初めてのM&Aで全工程を任せたい方、数百万円以上の中規模案件を扱う方。
3. バトンズ(BATONZ)─ 中小企業M&A最大級・サポートプラン充実
売り手:無料(基本)
中小企業M&A最大級
成約数3,000件以上
バトンズ(BATONZ)は、中小企業・個人事業主向けのM&Aプラットフォームとして国内最大級の規模を誇ります。累計成約数3,000件以上という実績は業界屈指です。
基本的には「プラットフォーム型」ですが、有料のサポートサービス・プレミアムサポートサービスを利用することで、仲介型に近い手厚い支援が受けられます。バトンズDDや安心決済(エスクロー)なども提供しており、規模や予算に応じてサポート水準を選べる柔軟性が特徴です。
手数料:
- 売り手:基本無料。サポートサービス利用時は成約価格の5%(税込5.5%)。最低料金は成約価格500万円未満→50万円、500万円以上→100万円、1,000万円以上→200万円(税抜)。株式譲渡はプレミアムサポート必須(最低200万円〜)
- 買い手:成約価格の2%(税込2.2%)。最低料金は成約価格1,000万円未満→35万円、1,000万円以上→70万円、5,000万円以上→150万円(税抜)
- 月額プレミアムプラン:個人4,900円/月〜(成約手数料20%割引あり)
また、上場企業を含む多数の買い手企業が登録しており、事業承継・法人M&Aとしての案件も多く取り扱っています。
✅ メリット
- 売り手の基本利用料が無料
- 買い手手数料2%と業界最安水準
- サポートプランの選択肢が豊富
- バトンズDD(企業調査)サービスあり
- 安心決済(エスクロー)無料
⚠️ デメリット
- サポートサービスの最低報酬が高め(55万円〜)
- 自分で交渉する「セルフ型」の知識が必要
- 小規模サイト専業よりも事業・法人案件寄り
こんな人におすすめ:中小企業・個人事業主として事業承継を考えている方、法人案件や株式譲渡を伴うM&Aを検討している方。
4. ウィルゲートM&A ─ IT・Web特化・完全成功報酬型の仲介会社
IT・Web特化
完全成功報酬型(着手金無料)
最低報酬1,000万円〜
ウィルゲートM&Aは、IT・Web事業に特化した専門性の高い仲介会社です。上場企業を含む9,100社以上の買い手ネットワークを保有しており、ITセクターのM&Aにおいて豊富な実績があります。
売り手側は完全成功報酬型(着手金無料)という料金体系で、成功しなければ基本的に費用がかかりません。これは、相談から成約まで安心して進められる大きなメリットです。手数料はレーマン方式を採用しており、案件規模が大きくなるほど比率が下がる仕組みです。
手数料(概要):
- 売り手:完全成功報酬型(着手金・中間金無料)、株価レーマン方式、最低報酬1,000万円〜(税抜)
- 買い手:完全成功報酬型(着手金・中間金無料)、株価レーマン方式、最低報酬1,000万円〜(税抜)
平均成約期間は約4ヶ月、最短では1.5ヶ月での成約実績もあります。スピード感が求められる場合も対応力が高いのが特徴です。
✅ メリット
- IT・Web特化で専門性が高い
- 9,100社以上の買い手ネットワーク
- 着手金無料の完全成功報酬型
- 平均4ヶ月・最短1.5ヶ月のスピード成約
- M&A支援機関登録制度に登録済み(手数料の透明性あり)
⚠️ デメリット
- 最低報酬1,000万円〜のため、数千万円以下の小規模案件には不向き
- 買い手は中間金の負担がある
- IT・Web以外のジャンルは対応範囲が限定的
こんな人におすすめ:IT・Webメディア・SaaS・ECなど1億円以上の大型案件の事業売却を検討している法人。着手金なしで相談したい方。※最低報酬が高いため、数百万円規模の個人サイト売却には向きません。
5. M&Aクラウド ─ スタートアップ・IT上場企業に直接アプローチできる
売り手手数料:無料
IT上場企業35%以上が登録
直接マッチング型
M&Aクラウドは、売り手が買い手企業に直接アプローチできる独自のモデルを持つサービスです。IT業界の上場企業の35%以上が買い手として登録しており、スタートアップや成長中のIT事業を売却・EXIT戦略として活用したい方に向いています。
通常のM&Aプラットフォームは買い手が売り案件を探すスタイルですが、M&Aクラウドは売り手側からも「この企業に売りたい」と直接アプローチできるのが最大の差別化ポイントです。これにより、戦略的なEXITを実現しやすくなります。
手数料:
- 売り手:無料
- 買い手:成功報酬のみ(着手金・中間金無料)、株価ベースのレーマン方式 ※最低報酬は非公開(外部サイト情報では150万円〜)
仲介業者を挟まずに直接やり取りできるため、スピーディーな意思決定が可能です。ただし、交渉・DDの一部を自分でこなす必要があるため、M&Aの知識や経験がある方に向いています。
✅ メリット
- 売り手手数料無料
- IT上場企業など有力な買い手が多数登録
- 売り手から買い手に直接アプローチ可能
- 買い手の手数料は成功報酬のみ
- スタートアップ・EXIT向けに強い
⚠️ デメリット
- フルサポートの仲介型ではない
- 小規模ブログ・アフィリエイトには不向き
- M&Aの基礎知識が必要
こんな人におすすめ:スタートアップや成長中のIT事業を上場企業・大手に売却したい方。戦略的EXITを検討しているCEO・創業者。
仲介会社5社の手数料比較表
各サービスの手数料を一覧で確認できるよう、表形式でまとめました。
| サービス名 | タイプ | 売り手手数料 | 買い手手数料 | 最低報酬 | 着手金 |
|---|---|---|---|---|---|
| ラッコM&A | PF+仲介 | 無料 ※仲介プランは5%〜 |
成約金額の5% | 55,000円(買い手) | なし |
| サイトマ | 完全仲介 | 成約額の20% | 成約額の15% | 495,000円(税込) | 33,000円(税込) |
| バトンズ | PF+サポート | 無料 ※サポート利用時5%〜 |
成約価格の2% | 35万円〜(買い手) 50万円〜(売り手サポート) (税抜・成約価格帯別) |
なし |
| ウィルゲートM&A | 仲介 | 株価レーマン方式 (完全成功報酬) |
株価レーマン方式 (完全成功報酬) |
1,000万円〜(税抜) | なし |
| M&Aクラウド | 直接マッチング | 無料 | 株価レーマン方式 (成功報酬のみ) |
150万円(買い手) | なし |
※手数料・最低報酬は2026年2月時点の公開情報をもとに作成。変更される場合があるため、必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。PF=プラットフォーム型。
🔍 表の見方のポイント
- 最低報酬に注意:成約金額が小さくても最低報酬は必ずかかります。例えばサイトマで100万円のサイトを売却した場合、成約金額の20%は20万円ですが、最低報酬495,000円が適用されます。
- 売り手無料の落とし穴:売り手が無料でも、買い手に手数料がかかると成約価格交渉で不利になるケースがあります。
- 着手金:サイトマのみ着手金が発生します。成約しなくても費用が一部かかる点を念頭に置きましょう。
目的別おすすめフローチャート
どのサービスが自分に合うか迷ったら、以下の目的別フローチャートを参考にしてください。
📝 個人ブログ・アフィリエイトサイトの売却なら
月収数万円〜数十万円程度の個人運営サイト、売却価格の目安が数十万〜100万円前後の案件。
→ 売り手手数料無料・小規模案件の取り扱い実績が最多のラッコM&Aが最適です。掲載から成約まで最短数日〜数週間で完結するケースも多く、エスクローや電子契約も無料で使えます。
💼 100万円以上の中規模サイト売却なら
月収が安定しており、売却価格100万〜1,000万円程度の中規模サイト・Webメディア・ECサイト。
→ 手数料は高めになりますが、サイトマの完全仲介型サービスが最適です。価格交渉から移行まで全工程をプロに任せることができ、成約率90%超は他社を圧倒します。手間なく確実に売却したい場合は最有力候補です。
🏢 法人・事業として売却するなら
法人格を持つ会社・事業の譲渡。株式譲渡・事業譲渡・会社分割など複雑なスキームが絡む案件。
→ バトンズ(中小企業M&Aの最大プラットフォーム)か、IT事業ならウィルゲートM&A・M&Aクラウドを検討してください。バトンズは幅広いジャンルに対応し、プレミアムサポートでDD・契約書作成まで対応してくれます。
🤝 初心者で手厚いサポートが欲しいなら
M&Aは初めて。何から始めればいいかわからない。交渉・契約・移行作業に不安がある。
→ サイトマの「完全お任せ型」が安心です。小規模案件(数百万円以下)であれば、ラッコM&Aの仲介プランや弁護士無料相談を活用する方法もあります。まずは無料相談・査定から始めてみましょう。
仲介会社を選ぶ際の5つのチェックポイント
仲介会社を選ぶ際に確認すべきポイントを5つ整理しました。後悔しない選択のために、必ずチェックしてください。
① 手数料体系(成功報酬型 vs 着手金あり)
仲介会社の手数料体系は大きく2種類に分かれます。
- 完全成功報酬型(着手金なし):成約しなければ費用がかからない。リスクが低い。ラッコM&A、ウィルゲートM&A、M&Aクラウドなど。
- 着手金あり型:成約しなくても一定額がかかる。ただしその分プロが積極的に動いてくれる傾向がある。サイトマなど。
一般的に、初めての売却・売れるかどうか不安な場合は完全成功報酬型が安心です。ただし、最低報酬の金額を必ず確認してください。
② 自分の案件規模との相性
仲介会社によって得意とする案件の規模が異なります。
案件規模別の目安
- 〜100万円未満:ラッコM&A(手数料が最安水準)
- 100万〜1,000万円:サイトマ、ラッコM&A仲介プラン
- 1,000万〜1億円:バトンズ(プレミアムサポート)、ウィルゲートM&A
- 1億円以上:ウィルゲートM&A、M&Aクラウド、大手M&A仲介会社
最低報酬が高い仲介会社に小規模案件を依頼すると、実質的な手数料率が非常に高くなります。必ず案件の想定成約価格と最低報酬を照らし合わせてください。
③ 業界・ジャンルの得意分野
仲介会社によって、得意とする業界・ジャンルが異なります。
- 個人ブログ・アフィリエイト:ラッコM&A、サイトマ
- ECサイト・Amazonビジネス:サイトマ、バトンズ
- SaaS・IT・Webサービス:ウィルゲートM&A、M&Aクラウド
- 中小企業・事業承継:バトンズ
- スタートアップEXIT:M&Aクラウド
得意分野が合わない仲介会社に依頼すると、買い手のネットワークが薄く成約まで時間がかかる場合があります。
④ サポート内容(DD・契約書・移行)
仲介会社によってサポートの範囲が大きく異なります。事前に以下を確認しておきましょう。
確認すべきサポート内容
- 価格査定・バリュエーションのサポートがあるか
- 買い手候補の提案はどの程度能動的か
- デューデリジェンス(DD)のサポートはあるか
- 契約書は弁護士が作成するか、テンプレートのみか
- サイト移行・ドメイン移管の代行はあるか
- エスクローサービスはあるか(代金の安全な受け渡し)
特に契約書とDDは法的トラブルに直結するため、専門家のサポートが受けられるかどうかは重要な判断基準です。
⑤ 成約までの平均期間
急いで売却したい場合や、逆に慎重に買い手を選びたい場合には、成約までの平均期間も確認しておく必要があります。
- ラッコM&A:数日〜数週間(小規模案件は特に早い)
- サイトマ:数週間〜数ヶ月(案件の半数以上が30日以内)
- バトンズ:数週間〜数ヶ月(案件規模による)
- ウィルゲートM&A:平均4ヶ月、最短1.5ヶ月
- M&Aクラウド:直接アプローチのため交渉次第
成約期間は案件の規模・ジャンル・価格設定によって大きく変わります。あくまでも目安として捉えてください。
仲介会社を利用する際の注意点
仲介会社を利用する際に見落とされがちな注意点をまとめます。私がアドバイザーとして相談を受ける中で、後悔していた方のほとんどがここを見ていませんでした。
専任契約 vs 非専任契約
仲介会社との契約には「専任契約」と「非専任契約」があります。
- 専任契約:一社の仲介会社にのみ依頼できる。他のサービスに同時掲載・依頼は不可。仲介会社が積極的に動いてくれる一方、成約まで時間がかかっても乗り換えが難しい。
- 非専任契約(非専属):複数の仲介会社や自社での売却活動と並行して依頼できる。選択肢が広がる分、各社の優先度が下がる場合がある。
⚠️ 専任契約の注意点
専任契約期間中に自分で買い手を見つけた場合でも、仲介手数料が発生するケースがあります。契約書の「紹介手数料の適用範囲」を必ず確認してください。また、専任期間(3〜6ヶ月が多い)の解除条件も事前に把握しておきましょう。
手数料の「最低報酬」に注意
前述の比較表でも触れましたが、最低報酬は必ず確認してください。成約金額が低くても最低報酬は必ずかかります。
具体例で確認しましょう。
- サイトマで200万円のサイトを売却した場合:成約額の20%=40万円 → でも最低報酬495,000円が適用 → 実質手数料率約24.75%
- ウィルゲートM&Aで300万円の案件を売却した場合:最低報酬200万円 → 実質手数料率約66.7%(大型案件ほどレーマン方式で有利)
最低報酬の金額と自分の想定成約価格を比較して、実質的な手数料率を計算してから依頼する仲介会社を決めるのが賢明です。
仲介会社の利益相反リスク
M&Aには「片側代理型」と「双方代理型(仲介型)」があります。
- 仲介型(双方代理):売り手・買い手の双方から手数料を受け取る。理論上、どちらかの利益を優先しにくい構造。
- アドバイザリー型(FA):売り手または買い手のどちらか一方のみを代理。依頼者の利益を最大化するために動く。
仲介型(双方代理)は利便性が高い反面、「早く成約させたい」という仲介会社の利益と、「できるだけ高く売りたい」という売り手の利益が必ずしも一致しない点に注意が必要です。
⚠️ 実践的なアドバイス
- 複数の仲介会社に査定を依頼して「相場感」をつかむ
- 成約を急かされても焦らず、条件を十分に確認する
- 不明点は担当者だけでなく、弁護士や第三者にも確認する
- 契約書は細部まで読み、理解できない条項は必ず確認する
まとめ:迷ったらまずは無料相談から
この記事で紹介した5社の特徴を最後にもう一度整理します。
| サービス | おすすめシーン | 強み |
|---|---|---|
| ラッコM&A | 個人ブログ・小規模サイト | 売り手手数料無料・成約数No.1 |
| サイトマ | 確実に売りたい・全工程お任せ | 9年連続成約率90%超・完全仲介 |
| バトンズ | 中小企業・事業承継・法人M&A | 3,000件以上の最大成約数 |
| ウィルゲートM&A | IT・Web事業の中〜大型案件 | 9,100社のネットワーク・着手金無料 |
| M&Aクラウド | スタートアップEXIT・IT上場企業へ売却 | 売り手から直接アプローチ可能 |
サイト売買の仲介会社選びは、「案件の規模」「手数料を払える上限」「手間をどこまでかけられるか」の3つを軸に考えると迷わずに決められます。
個人ブログ・アフィリエイトサイトの売却なら、まずは手数料無料で気軽に始められるラッコM&Aに無料査定を依頼するのが最もリスクの低いファーストステップです。査定だけでも相場観がつかめますし、費用は一切かかりません。
中規模以上のサイトや法人案件であれば、複数の仲介会社に無料相談を申し込み、担当者の対応・査定額・サポート内容を比較することをおすすめします。最終的には「担当者との相性」も重要な判断材料になります。
よくある質問
Q. 複数の仲介会社に同時に登録できますか?
A. 専任契約を結んでいなければ、基本的に複数のサービスに登録・相談することは可能です。ただし、専任契約を締結した場合は他社への依頼が制限されます。各社の契約条件を必ず確認してください。
Q. サイト売買は個人でも利用できますか?
A. はい、どのサービスも個人利用が可能です。サイトマのデータでは売り手の84%が個人(個人事業主68%、会社員16%)とのことで、個人の方が多数活用しています。
Q. 売却前にサイトの査定だけしてもらえますか?
A. ラッコM&A・サイトマ・バトンズなど多くのサービスで無料査定を受けられます。売却を決めていなくても「まず価格を知りたい」という段階での相談が可能です。
免責事項:本記事の情報は2026年2月時点のものです。各サービスの手数料・サービス内容は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。
